気まぐれにロマンティックしていたい

言葉だけじゃ伝わらない 思いだけじゃ届かない

どうしてHey! Say! JUMPを好きになったのか 第一章~年上の男の子に憧れて~

――どうしてこのグループを好きになったの?

そう聞かれたら私は、こう言います。

「お兄ちゃんが欲しかったんです」

……???

 

この記事はとても個人的なおはなしばかりなので、興味のない方はすぐにブラウザバックして頂きたいんですが。というかそもそも、私は人を語ることが得意ではないので、あくまで私というフィルターを通して見た世界のことしか書けませんし、でも自分のことをおはなしすることも苦手なので…え、ちょっと待って、何が書けるの!?

大いなる不安を抱きつつも本題へ。私がHey! Say! JUMPを好きになったきっかけです。

 

元々アイドルに興味は特になく、ごろごろすることが大好きだった普通(というよりかは年寄臭い)少女でした。父、母、弟との四人暮らし。幸せでしたが、一つ不満があるとすれば、なんで私にはお兄ちゃんとかお姉ちゃんがいないの?ということ。

長女ならではの悩み、「お姉ちゃんなんだから」。小さい頃から幾度となく聞いてきたその台詞。お姉ちゃんというポジションに飽き飽きしてきていた頃、ちょうどテレビで見かけたのは友達のお兄ちゃんくらいの世代の男の子。

その男の子たちは「スーパー中学生」とか名乗り、超絶アクションをクールな顔で決めています。とんでもな設定の学園ドラマ、「か、っこいい…?」思わずテレビの前で首をかしげてしまう私。でも不思議と面白い、だんだんどんなシーンも笑えて来てコメディドラマに見えてくる魔法。それがきっかけになり、演じている男の子に興味を持つようになりました。所謂、スクティ出のおたくです。

かっこいい年上の男の子。ちょうど年齢的にも、疑似恋愛ならぬ疑似おにいちゃん体験ができる!なんて素晴らしい!!!

そんな風に思い、ひたすらかっこいいと思っていたのは二年ほど。ジャニーズグループ最大人数のじゃんぷさんみんなの名前を覚えた頃、だんだんと、Hey! Say! JUMPというグループの実態を知ります。

「なんて弟グループなんだ!!!」

メンバーの中で、一人っ子は一人、下に兄弟がいる一番っ子は三人、上にも下にも兄弟がいる真ん中っ子は二人、あとの四人は上に兄弟がいる末っ子です。しかも、幼き頃からジャニーズジュニアとして活動していたメンバーが多く、先輩に可愛がられることがとってもとってもとっても多かったじゃんぷさん。一番っ子な子も、どこか弟ぽかったりして……。

「こんなはずじゃなかった!」

そんな心の声は聞えたけれど、これがきっかけで「かっこいい」から「かわいい」に嵌るときがやがて来るのです…。

 

 

つづく