気まぐれにロマンティックしていたい

言葉だけじゃ伝わらない 思いだけじゃ届かない

ハガレン全巻読みました

※ジャニオタとしての私の観点でだらだら書いてる

 

 

 

2017年12月1日公開の映画、鋼の錬金術師。自担の主演映画だったため、原作は正直名前しか知らなかったが観に行くことに

なんだこれ!!!なんだこの作品は!!

映画をきっかけに“ハガレン”こと「鋼の錬金術師」に興味を持った私は、さっそく原作を読もうと調べることに。

 

に、27巻もある………

 

お金と、家にそれだけの漫画を置くスペースがあるか考えたところ、一旦やめようと決心。しかし、ハガレンを読みたいという気持ちは大きくて、立ち寄った本屋で一巻まるごと試し読みを読んでしまうと、もう読むしかない!と。
そこで利用したのがマンガUP!という漫画アプリ。スクエニの漫画が基本無料で読めるアプリで、1日2回無料でポイントが貰えてそのポイントを消費して漫画を読むというもの。もちろん課金したり色々あるが、私はこの毎日もらえるポイントと動画を見てもらえるポイント、そして初回ログインかなんかで貰えたポイントを利用してハガレンを読むことに。

アプリ取得履歴を見たところ、どう○つの森の後であり、友達と映画を観に行った12月14日時点では読んだ記憶がないため、その後だと考えられる。

ということで、約一ヶ月かけて読了!お疲れ様でした!

そして一か月、私の朝起きてすぐと寝る前の楽しみでした!ありがとう!

 

 

 

ここから感想。(語彙力やばめ)


ハガレン、想像以上に面白かったです!!設定とか、絶対面白いだろこれとは思ってたけど、本当に面白かった。想像してた5倍は面白かった。
いやー読んでよかったという満足感でいっぱいというか。少年漫画そんなに読んだことなかったけど読みやすいし、深いし、何より面白いし。そりゃ世界中にたくさんのファンがいるよなーって感じ。今はやっぱり漫画家に置きたいな、でも厳しいな、どうしようかな…と悩む毎日。だってもう読み返したい。また読みたい。
エドは最高にかっこいいし、アルかわいいし、親父愛おしいし…(?)
個々のキャラクターがぜんぶ良くて、なんか憎めないキャラクターばかりで。

読み終わったらふつーーにファンになっていました。ハガレン、すごい、偉大。


あとさ、こんなこと言うのどうなのかなと思ったけど…よ、よく映画化しようと思ったな……(ごにょごにょ)
映画から入った身だし、映画も決して悪いものではなかったと私は思っています。普通に面白かったし楽しめたし。だけど原作ファンが賛否両論、むしろ否定的な意見が多かったのもわかる。原作を知っていると確かに突っ込みどころはたくさんあるし、物足りなさも感じるかもと思いました。
だって約2時間だもんね。いや、これを2時間にまとめるの至難の業すぎるだろ。むしろ監督すげーよ。そして、割と時系列ごちゃっとなってた気がして、続編めっちゃ見たいけどどう作るんだ!?って考えてしまう。色々書きたいけどまだ上映やってるんですよね、ネタバレになるからやめよ。そしてまた映画見たくなってきた…
ただ、うまく映像化できたらすんごい作品なことは明らかで、派手な分映えそうだし。監督、がんばって欲しい、なぁ……(小声)

 

まあすごい贔屓目で見てるかもしれないけど、日本人でエドを演じるなら自担だろって自信は原作読んだ後も変わりません。絶対エドはやまちゃんだよ…ウィンリィはチェンジでもいいよ…
ヒューズまじヒューズも、ラストまじラストもすごく言ってることがわかったし、映画の大佐は確かにかっこよすぎる。すごいわかる。原作っぽい大佐ならミッチーの方が合ってるかもしれないけど、映画の大佐は大佐で好きだし。
でもひとつだけ、映画から入ったからでしょうが、なんでキャスト日本人なんだ😠という批判は全く共感できなかったな。いやだって、日本人じゃん。これ外人がやったらそれこそ違和感じゃない?

 

 

やっぱり自分が応援してる人や出てる作品が批判浴びてると悲しくなるし、自分の周りでもファンの友人が傷つくから観ないって言ってたり、しんどいなーつらいなーってずっと思ってました。正直、私の記憶違いかもしれないけど、暗殺教室の時ここまでの言われようだった記憶がなくて、ファンの規模とか熱とか違うのかもしれないけどここまで言われるのなんでかなーと思ってました。映画見て興味持っただけじゃなくて、原作を知らないとわからないものがたくさんあるんだろうなって思って今回読んだ原作。

結構収穫はあったかな。自己満足だけど。

あくまで私はやっぱりジャニオタだし、自担だいすきだしかわいいし、100%どころか30%も理解できたと言えないとは思うけれど。読んでよかった。
次はアニメとアニメ映画ですね。はやくツ〇ヤ行かなきゃ。

 

 

 

 P.S.

ハガレンきっかけに漫画をアプリでちょこちょこ読むのに嵌りました。今は3月のライオン読んでる。

山田涼介さん、お誕生日おめでとうございます✨

きちんとお誕生日に書いたのですが、ずっとあげられずに気づいたら約一週間経ってました…ごめんなさい><

 

 

 

 

 

山田涼介さん、23歳のお誕生日おめでとうございます✨

わたしがやまちゃんを知ったのは、やまちゃんがまだ15歳の頃で…えっあれからもう8年経つの!?わたしも歳をとるわけですよね…><
22歳のやまちゃんは、映画館のスクリーンで見かける機会が多かった気がします。今まで挑戦することのなかった役どころをやったり、昨年の映画が大ヒットして続編をやったり。
そしてやまちゃんの個人活動よりもすごかったのかグループとしての活動。やはり、24時間テレビは大きかった。
そして、今まではやまちゃんがセンターに動いてきたHey! Say! JUMPの体制も少しずつ変わってきたのが2015年でしたね。絶対センターから絶対エースへの移行。今までは真ん中を見れば大体やまちゃんがいて、それがなくなるのは少々困惑したり見つけづらかったり。でも、他のメンバーが前に出て歌う姿も大好きで、結局はやまちゃんが絶対センターよりも絶対エースとして君臨するJUMPが大好きです。
個々の活動も多くなり、何よりいのおくんの活動が凄くなり。本当になんで今まで出ていなかったんだろうね?と思うくらい面白くてかわいいいのおくん。髪の毛をあげるとスーパーデリケートなゾーンが見えることも、眠そうでかわいいタレ目と比べると凛々しい眉毛があることも知っているけど。伊野尾壇蜜時代(勝手にそう呼んでいる)が印象的なわたしにとっては最初は少しびっくりしましたが、茶髪にしなければそのかわいさに気付けなかった。ありがとう、茶髪!
毎回やまちゃんの誕生日を祝おうと思うとグループの話になったりと逸れてしまう…失敬失敬。それではやまちゃんの話に戻そう。
やまちゃんというアイドルの存在は、わたしにとって希望であり、憧れであり、生きていく上での糧であり…言葉にしてみるととてつもなく壮大なものになってしまいますが、わたしにとってのやまちゃんはそういうものなんです。まさにAinoArika!!
顔もサイズ感も仕草もかわいいやまちゃんですが、そのアイドルとしての意識や生き様はとてもかっこよくて日々尊敬しています。たまに理解できないところもあるけれど(例:GPSで友達とお互いの居場所を把握し合う)、それさえも許されてしまう顔面力も好きです。
でもやっぱり、メンバーと一緒にいるやまちゃんが一番可愛くて、一番大好き!!!♡♡
いや〜普段はかわいいかわいいしか呟かず語彙のなさと馬鹿さ加減を存分にツイッター上で晒していますが、140字という制限のないブログではもっと晒しているように思えてちょっとこわいです(笑)。
これからも、やまちゃんのことを応援していきたい一心で、今日も現実世界で頑張ります。いっぱいお仕事貰えるといいな!楽しそうなやまちゃんいっぱい見れるといいな!頑張れたらご褒美にちょっとの夢みさせてね!(笑)
キラキラ輝くアイドルくんでいつまでもいて欲しいよ。
本当に生まれてきてくれてありがとう。

ピンクとグレーを観ました。

加藤成シゲアキ原作の長編小説ピンクグレー

今年の1月には我らがゆうとくん!こと、Hey! Say! JUMPの中島裕翔主演で実写映画化されましたね。映画公開前、各メディアで取り上げられた際に、「映画はぜひ原作を読んでから観てほしい」というようなコメントがあったのでその通りギリギリにはなってしまったけれど原作の小説を読んでから映画を観に行きました。

 

(※ここから下、ネタバレを含みます。しかしながら、自分の記憶を頼りに感想等書いていきますが、映画を観に行ったのが半月以上前なので不正確な部分があるかもしれません。ご了承ください。) 

 

 

 

 

 

映画のキャッチコピーである「夢のような現実と、現実のような夢のはざまで、突然君は逝ってしまった―――。」という言葉がとても好きで、ゆうとくんと菅田将暉さんのフライヤーもとても素敵で、原作を読む前から映画にも期待していました。

原作を読んでいざ劇場へ。グラスホッパー(※前記事を参照)のことがあったので上演の約二時間前には劇場へ着きチケットを取ろうと思っていたのですが、な、なんだと…もう数席しか残っていない!?

私は渋谷の映画館で観たのですが、上演映画館が少なかったことや舞台が渋谷であったことからか、二人以上で並んで取ることはできなかった他既に数席しか残っていない状態でした。正直初の一人映画でドキドキだったのですが、一人でよかったなぁと思いました。内心約二時間前に来ていてよかったーとほっとしつつ一旦休憩。

今のご時世便利なもので、ネットでどれくらい席があるかその座席の位置まで見ることができるんですよね。電車内でそれを見ていたら△マークがついていたのでこれは、と思い劇場まで少し走りました(笑)。走った後というのと無事チケットが取れた安心で一気に訪れたんですが、まあ、その後ジャニショまで歩いて行きましたよね…まだまだ若いなぁって思わず。

ジャニショの予想以上の混雑によりまたまた映画館に着いたのはほんと数分前。しかし、今度はきちんと予告が始まる前に席に着くことができ、暗殺教室の予告も見れました。隣のお姉さんがやまちゃんを見てつぶやいた「山田くんかわいい…」という言葉に心の中で首が吹っ飛びそうなくらい頷いていたら会場が暗くなり本編が始まりました。

最初は普通の青春映画。原作と同じくりばちゃんがごっちたちの住むアパートに越してくるところから始まり、高校生になった二人はスカウトされ、最初は一緒にがんばろうと奮起する二人だが、俳優として有名になり芸能界で華々しく活躍するごっちとは対照的に芸能界の仕事といえばドラマのエキストラくらいでバイトで食いつないでいるりばちゃん。

個人的にはスピンオフとして小説 野生時代に掲載された話の主人公・木本くんが映画ではいない扱いになっていたことは少し残念でした。まあ、木本くんはキーパーソンでもないから仕方ないのか…。

原作ではごっちと付き合った後別れ別の男性と結婚しているサリーが映画ではごっちと付き合うこともなくりばちゃんと付き合うことになっているのには驚きましたが、本編開始から経つこと62分。そしてそして、いくら映画だとはいっても少し胸が痛むごっちの首つり自殺のシーン。個人的には、ごっちの自殺を後押しした一つの要因にサリーの結婚があると思っていたので、ここからどうお話が展開していくのか、と思っていると…え?んん??ごっちが、生きている…???

原作を読んでいても混乱するのだから、もし原作を読んでいなかったら理解能力の乏しい私の頭は爆発していたのでは、という不安がよぎるような、そんな衝撃が走りました。だって、あれ、さっきのは現実ではなくて映画の中の話ってこと?え?全部??全部そうなの??

「62分後の衝撃」「ピンクからグレーに世界が変わる仕掛け」とはこういうことなのかと徐々に理解して、そこから繰り広げられる映画オリジナルストーリー。

最初の62分間見せられていたのはごっちとりばちゃんの成長物語なんかではなくて、本物のごっち亡き後にりばちゃんが書いた自伝的小説をりばちゃん主演で映画化したものだったなんて。まんまと騙された。というか、騙されるほかないよねこんなの!!!

モノクロ調で展開されていくのは、ごっちの死をきっかけに一気に有名になったりばちゃんのその後。芸能界に飲み込まれ溺れていく、一人の青年の物語。そこでゆうとくんの初めてのベッドシーンもあったわけですが、正直思っていたより全然エロくなかったと感じました。なんていうかあっさりしていて、うまく言えないけどでもJUMPingCARnivalのBDSのゆとやまよりは断然エロくない(BDSの話はまた後程語りたいくらいとても魅力的だったがとりあえず一旦置いておく)。その前のおっぱいまみれのシーンの方がゆうとくんになんてものを!とモンペが発動するような、ある意味印象的なシーン。

芸能界に翻弄されたりばちゃんはこの後どうなっていくのか、サリーとの関係は、…?と未来が気になる、そんな終わり方。うーん、終わってしまった。面白かったけど、でも、うまくいえない。素敵な作品だけれど、うまくいえない。

正直ゆうとくん=ごっちのイメージが嵌りすぎていて、ごっつい本物のごっちが出てきたときにはお前がごっちかよ!?って少し思ったし、菅田くんのりばちゃんも原作から思い描いていたりばちゃんだったのでお前りばちゃんじゃなかったのかよ!?ってなったし、サリーも現実の方がかわいらしく普通の女の子で、まあサリーはいいんだけどさ…。

あまりに映画の配役が原作を読んで思い描いていたキャラクターと合致していたので、それ故に起こった混乱と受け入れがたい現実がそこにありました。スター性を持っているがどこか繊細なごっち、少しがさつだけれど優しいりばちゃん、自分の中に揺らがない芯みたいなものを持っている魅力的な女性サリー。

劇中の映画部分があまりにキラキラと素敵な青春映画だった故に、その仕掛け本当に必要だったの?と否定はしないけれど少し疑問に思ってしまうような。

そういう展開なら映画の中以上に合う人を見つけてほしかった気もするし、なんなら逆に映画の中のキャラを現実のキャラとして扱ってくれたほうが仕掛けに気付いたときすっと理解できたのではないかと思いました。あと、タイトルの「ピンクグレー」のように白に混ざった赤と白に混ざった黒、という全体的に穏やかなイメージだった原作がとても好きだったので、映画はピンクとグレーの明暗がわかりやすかったけれどタイトルから少し離れてしまった気がしたのが少し残念でした。ただ、初見の人にとっては上映時間119分の中で理解しなくてはいけないからわかりやすかったのかなぁ。そこをプラスととる人もいれば、マイナスととる人もいるんじゃないかな、という感じです。映画ならではだと思うし、映画は少し大げさくらいが面白いのかもしれないから、本当に一個人の感想なんですけどね。

こうやって観てから少し経って、そのときを振り返って言葉を書き連ねていくとまるで自分はあまりこの映画とは相性がよくなかったと思っているようで驚きなんですけど、でも観た直後は色々と興奮して観てよかった!!!という思いでいっぱいで。決して嫌いじゃないし、とても面白い映画だと感じました。映画の方が好き!という人もいれば原作の方が好き!という方もきっといると思う作品だなぁと思います。ただ私は原作の方が好きだな~!という思いがより強くなったかなぁ、うん。

なので、観るのを検討している方でもしこのブログ読んで下さってる方いましたら、やはり原作を読んでから映画を観てほしいと思います。観て損はない映画だし、最近上映が始まった映画館なんかもあるようなので是非!なんて公式サイトを眺めてたら近くの映画館でも上映が始まったようで少しショック…。

最後にひとつ。岸井ゆきのさんが演じた現実世界のサリーは私が原作を読んで感じ取ったサリーのキャラクターとは少し違うなと思うところはあったけれど、こっちのサリーの方がりばちゃんと付き合っていることを考えるとしっくりくるなぁって思いました。そこは原作と違っても一番納得のいくところだったなぁ。

そして何より、岸井ゆきのさんが雰囲気といいサイズ感といいめっちゃかわいい♡

 

 

 

とりあえずおわる!

グラスホッパーを観た ※ネタバレ含む

遂に、遂に!!本日グラスホッパーを見てきました。そうなんです、初ホッパー決めてきました。(ちょっと言ってみたかった)

公開三週目ということもあり、まあ席は選びたい放題という訳ではないだろうけどある程度空いてるだろうなんて思ってたんです。…甘かった。30分前に到着するも既にほとんど埋まっていて、結局連続で席を取ることが出来ず。まあ、なんとか取れただけでもよしとしよう、というくらいの感じでした。

色々とアクシデントがあり、入ったのは本編が始まる本当に1分前くらい。席に着いてスヌーピーのCM見たらすぐ場内は暗くなり、本編が始まりました。ほんっとの本当にギリギリセーフだった…。

今回暗殺教室の時に比べて観た方の感想を見ていなくて。原作と俳優陣とで期待値は高く、とても楽しみにしていたんですが…ただ、❝グロい❞と聞いた時は観れるのか心配で仕方なかった。まあ結果は、一応、なんとか見れたんですけど。

全体の感想としては、とても見応えのある映画でした。山田くんが出ていなかったら絶対見ようとは思わないジャンルの映画だったけど、でも1000円で見れるとはなんてお得!という感じの満足感。よく纏まっていたように思うし、鈴木、鯨、蝉の視点が変わる時に出てくるハンコには興奮した。一瞬も飽きる隙を与えない疾走感とドラマチックさ、そして謎は残るもののほっと安心できる素敵な終わり方。

しかし最初の30分くらい?はグロいのが苦手な私にとっては結構苦痛な時間だったようにも思える。ハロウィンの夜に起こる無差別殺人もだし、ジュニアが押し屋によって車に引き殺されるシーンもだし、でも特に蝉が最初に登場するシーンでのグサッからの血しぶきブシャァッは目を開けたり閉じたりと忙しかったぁ…。あと、最後蝉と鯨との一対一のシーンで蝉が自分の耳を切り落とす(というよりそぎ落とすという表現かもしれない)シーンも辛かった。ひたすらコートを握りしめ耐えていました。けれど最初にグロテスクなシーンが多いおかげか、少し耐性がついたのか思ったよりかは耳切り落とすシーンは大丈夫でした。

そんな中和ませてくれるのは鈴木とその婚約者百合子の回想シーンに、蝉とその相棒岩西のシーン。鈴木と百合子のシーンはとても微笑ましくて、でも冷凍庫のスープ飲めるのかな?おなか壊さない?というのが少し気がかり。岩西と居る時の蝉は仕事をしている時とは打って変わってなんだかとてもかわいらしく、髪の毛グシャァッとしたくなるのがすんごくわかる。

そして、一回観ただけなのに蝉と岩西のシーンが好きすぎる。岩西と蝉がぶつかり、岩西の「雇い主」という言葉に、俺たちは「相棒」じゃないのかよ!と蝉が飛び出すシーン。蝉が仕事終わりになぜしじみの話をするシーン。どれもこれも好きだけど、やはり鯨に自殺させられそうになる直前岩西が吐いた「俺の一番の罪は、あんないい奴をこの稼業に巻き込んでしまったことだ」という言葉に、話す表情にグッと来て。その後の電話でも、「雇い主と雇われてる人」なんて関係ではなく「相棒」という関係性がよくわかるのがいい。「岩西ィィィ!!!!!」と叫ぶ蝉、かわいかったです。

一番見応えのあるシーンは、やはり鯨と蝉の一騎打ち。物凄い迫力のアクションシーンで、浅野さんも山田くんもすごいとしか言えない動きで。普段は自らの手を下さない綺麗な殺し方しかしない鯨と、ナイフを使い素早く的確に殺す蝉が、お互い体だけでぶつかり合うのがとてもよかった。ここでも岩西が亡霊として現れ、鯨の目を見て自殺させられそうになる蝉を助けたところは特に好きです。最後に、何かを決めたようにふっと顔を緩ませる鯨の表情も。

ガラスを突き破って真っ逆さまに落ちていった鯨と蝉が、死んだ自分たちを涼しげな顔で見つめるシーン。そこを通るボロボロになった鈴木がなんだかおもしろくて少し笑ってしまいそうになったり。その後鯨のクラスキャンピングカーに乗り、先ほどまで体でぶつかり合っていた二人が仲睦まじげに話すシーンもなんだかほっこりしてしまった。日々自分が殺した人の亡霊に悩まされる鯨と、仕事している時としじみを眺めている時と岩西と居る時だけ耳鳴りを忘れることができる蝉に何か似たものを感じるから余計にそう思ったのかもしれません。もっと違う形で出逢えたらよかったのにね、と運命を呪わずにはいられないけど、でもこの形で出逢えこそ、というものがあるんだろうな。そして岩西×蝉コンビにすっかり嵌ってしまった私としては一緒に蝉の家に行くのもいいけど死後の世界で早く会って欲しいな。

❝復讐❞という言葉が似合わない元教師鈴木、ずっと罪の意識に苛まれてきた鯨、カツカツと響くハイヒールの音と鋭い目つきが印象的な比与子、何とも言えぬ存在感でいい味を出していた岩西、優し気な雰囲気とは裏腹に狂気を秘める槿、…他個性あるキャラクターと俳優陣。どれも素敵だったが、山田担としては最後に蝉について書きたい。

蝉は普段はなんだかかわいらしいけれど、仕事の話となると目がギロッと変わるのが印象的で。狂気が籠った目にゾクゾクと鳥肌が立った。以前演じた絶鬼を彷彿させるような、いや、もっと凄かったな。俳優・山田涼介の今後が一層楽しみになる素敵な作品でした。

興奮冷めやらぬうちに書いているのでうまく纏まっていないけれど、とりあえず感想がどうしても書きたくて書きました。また後で少し編集するかも。下書き欄に記事がとても溜まっているのでいつか書き上げなければ…。あと、読みかけの原作も読まなければ。

ではまた。

さよならドビュッシー

中山七里さん作、「さよならドビュッシー」。

本作は、「第8回このミステリーがすごい!大賞」大賞受賞作品である。これが2009年のことであって、今は2015年である。しかし今更ながら読んですっかり物語の世界観に飲み込まれた一読者の拙い感想を聞いてほしい。

まず本作の簡単なあらすじとして、本書の最後で解説をしている大森望さんの文から引用させて頂く。

 

あたしは、名古屋の資産家を祖父に持つ十六歳の少女。仲のいい従姉妹とピアノの練習に励む幸福な日々は、ある晩とつぜん終わりを迎える。屋敷が火災に見舞われ、同居していた祖父と従姉妹は焼死。あたしは全身に大火傷を負う。Ⅲ度熱傷が体表の三十四パーセントにまで及び、ふつうなら命も助からないところだが、死の淵から奇跡的に生還。高度な皮膚移植手術と激しいリハビリにより、なんとか出歩けるところまで恢復する。

だがほんとうの試練はそこから。満足に指も動かせないのに、どうしてもピアニストの道を目指さざるを得ない立場に追い込まれたあたしの壮絶な戦いがはじまる……。

 

なんとも良くできているあらすじだ。

主人公は資産家の祖父を持つ十六歳の少女、香月遥。他にも、遥と同い年で両親を災害で亡くした従姉妹のルシア、面倒見がよく娘のピアニストになる夢を誰よりも応援している遥の母、破たんを噂されている銀行の支店長の遥の父、定職に就かずフラフラしている研三叔父さん、頑固者の玄太郎お爺ちゃんの六人で暮らしている。

他の登場人物は、玄太郎お爺ちゃんのお世話をしている介護士のみちこさん、ピアノ講師の鬼塚先生、学校の担任や校長先生、いじめっ子たち。そして、新鋭のピアニストでありながら洞察力と推理力に長けた岬洋介。

タイトルをみて、ピアニストを夢見た少女が思いがけない事故に遭うも、苦境を乗り越えてまたピアニストを目指す、そんな音楽青春小説だと思う人も多いだろう。

しかし、それだけではいない。音楽青春小説でありながら、しっかりとしたミステリーである。忘れちゃいけない、本作は「このミステリーがすごい!大賞」大賞受賞作品なのだ。

 

私がこの本を手に取ったのは半年以上も前の事。場所は古本屋。安売りしている商品の棚にこの本はあった。なんとなくタイトルを聞いたことがあったので、どんな本なのか気になったのだ。

本は好きだが、集中力があまり持続しないせいか一作品読むのにいつも時間を要してしまう。かといって記憶力もあまりなく、暇な時間を使って少しずつ読もうと思っても前にどこまで読んだのか、ここまでどんな流れだったのか忘れてしまうことが多く途中で読むのを挫折したことも何度もある。

手に取ったものの、躊躇した。中古でしかも安売りされている、とはいえどもタダな訳でもない。普段ジャニーズオタクとしてCDやらDVDやら雑誌やらと買っているしかもまだ学生の私には、たかが何百円が大きかった。

しかし、二つの言葉が私を惑わす。「ピアノ」と「ミステリー」。私の大好物だ。ピアノは習っていたとはとても言えないが、技術はされども好きで今でも趣味程度に弾いている。タイトルに出てくるドビュッシーがどんな人かはぴんとこなかったが、かの有名な「月の光」の作者だということはすぐにわかった。そして、小さい頃から親の影響で二時間サスペンスを見ていたせいかミステリーが好きだ。とは言ってもドラマを見るのがほとんどで本はあまり読まないが、それでも東川篤哉さんの作品は明るいタッチで読みやすく何冊か本を持っている。何十分も迷ったあげく、私は買うことに決めた。まあしかし、半年もの間本棚に眠ることになるのだが。

 

そんなこんなで半年もの間本棚にあった「さよならドビュッシー」を学校鞄に放り込んだのはつい一か月前くらいのこと。朝の時間が暇で仕方なく、何か時間を潰せるものとして選んだのが読書で、そして数少ない本の中からたまたま選んだのが「さよならドビュッシー」であった。ミステリーとはいえど、他の作品のように最初から何か事件が起きているわけではない。どこにでもありそうでない日常の話に、最初は少し退屈そうに読んでいた気がする。しかし、最初の事件が起きる。火災だ。

火災のシーンを読んだとき、あまりに表現が痛々しくて思わず本を閉じてしまった。わっと体に鳥肌が立ち、少し気分が悪くなってくる程に想像ができた。もう一回開いてなんとかあと何行を読み一章を終えたところで、本を閉じ鞄の中に投げ込んだ。

それから少しの間、恐怖で本を開くことができなかった。まだ序章にすぎない時点でこれから先読むのを怖がっていた。しかし、少し経つと恐怖は収まりやはりその先を読んでみたいという好奇心が出てくる。そして、また本を開いた。

それからは、少し痛々しい表現もあったが火災程のものはなかった。祖父と仲のいい従姉妹を失い、自分自身の体も失いかけた少女をひたすらに応援していた。素敵な講師とも出会い、またピアノと向き合いピアニストになる夢を見始めたとき、起こる不可解な出来事の数々。事故か、はたまた事件か?犯人もわからず、いつ誰が何をしようという恐怖と不安に襲われる。そんな中、有名なコンクールに推薦されることになり、岬洋介の怒涛のレッスンがはじまる。

ピアノを演奏するシーンでは壮大な音楽の表現を楽しめ、次々に怒る不可解な出来事にはどうして?誰が?とドキドキできる。まさに音楽青春小説とミステリーのいいとこどりだ。

完全な復活は出来ぬとも一生懸命練習して挑むコンクールの結果は、そして数々の不可解な出来事は一体何なのかその正体は…!?

 

とにかく、なんとも大胆なトリックだった。それこそ思わず驚いて口が開いてしまうような。そしてよく出来ていた。必ずもう一度読み返したくなる。えっこれ、実はこういう意味だったの?!そんな言葉もある。音楽青春小説としても、ミステリーとしてもとても楽しめ、読み応えがあり満足できる本だった。あの時手に取り買った私に、素敵な本と出会わせてくれたことに感謝する。映画もあるらしいということをついさっき知ったのだが、もし今度レンタルビデオ店に立ち寄った際には借りて観たいと思う。

個人的に好きなキャラクターは、本作におけるピアノの指導者であり探偵役でもある、岬洋介。この岬洋介は、中山七里さんの他の作品にも出てくるらしいので、今度はその作品を探して読んでみようかしら。もちろん、古本屋で!

 

22歳のお誕生日☆*。

22年前の今日。この地球に生まれた落ちたひとつの命。その奇跡はやがてみんなから愛される1人のアイドルとして輝くのでした…。

なんてファンタジックな物語風な語りはやめて、やまちゃんお誕生日おめでとうございます〜!+゚。*(*´∀`*)*。゚+ 

21歳の山田くんは連続ドラマの主演、大好きな漫画の実写ドラマにゲスト出演、初の映画に主演等の活躍にファンとしても楽しくて仕方なかったそんな一年でした。
他のメンバーも様々に活躍し、じゃんぷみんな大好きな私も、じゃんぷがとっても大好きで仕方ないやまちゃんもきっと嬉しいんだろうなと想像しては、更に嬉しくなったり。

少しずつ、少しずつ、JUMPしていってるじゃんぷさんを感じられた一年でもあり…ありゃりゃなんだかじゃんぷのお話になってきてしまった(笑)。
でも、本当にいつも他のメンバーも勿論だけどやまちゃんはじゃんぷのこと一番に好きなんだろうなと思うので、ついやまちゃんのお話をしようとすると自然とじゃんぷの話にもなってしまうんだよなぁ。

とにかく、これからが楽しみで仕方ないじゃんぷさん!今では堂々と「センター」とも言えるようになったし、いつのやまちゃんもじゃんぷも好きだけど、今のやまちゃんやじゃんぷが一番好きかもしれないです。そして、これからも今が一番になるように、そうであって欲しいなぁと思ったり。

やまちゃんのお話に戻しますが、やまちゃんはおもちみたいで、おいしそうで、本当にかわいい…。それまで呼び方が安定せずふらふらしていた私がやまちゃん呼びになったのも、かっこいいだけじゃなくてかわいい魅力がたくさんあると知って「やまちゃん」っぽいなぁと思ったからで。
やはり年上ということもあって歌もダンスもできてかっこいいお兄さんみたいなところがあったんですが、知るたびに姉心みたいな親心みたいなお婆ちゃん心みたいな(笑)そういうものをくすぐられるようなかわいさがあって。
しっかりしてるけどちょっと抜けてるし、やんちゃだけど大人なところもあって、男ですから!言うんだけど女子力が高かったり…そのギャップにもやられてます。あ、見た目は有無を言わさずかわいいです。あのサイズ感とか特に。

今までやまちゃんの好きなところと言われたら、全部!とか、顔!(笑)とか、そう言ってた気がするんですけど、もちろんそうなんだけどやはり努力家なところかなと最近思って。今私が努力しなきゃいけない時期で、でも今まであまり努力せずになんとかなってきちゃった人なのでいまいちやり方がわからないというか、ちょっと悩んでいて。ふと今日お誕生日ということもありやまちゃんの一万字インタビューを読み返してみたんですが、本当にこの人は努力ができてかっこいいなと。やまちゃん並みの努力できるってある意味才能だと思っていて、この人のようにはとてもなれないけどでも私も一生懸命頑張ってみたいと思えるような元気をもらえる。努力ってそんな人に言うことでもないとは思うんだけど、でもそれを知ることで自分も負けてられない!って思える、気を起こすにはとてもいい薬で。努力って自分のためじゃなく人にも影響を与えて、その努力をできるやまちゃんはすごいなぁって改めて思いました。

これからもかっこよくて、それでいてかわいいそんな魅力的な人であって欲しいなぁと思います。ずっと応援させてください!素敵な笑顔のアイドルさんこれからも頑張ってね!!

「Chau♯ / 我 I Need You」をGETしたおはなし

4/29に発売されたHey !Say! JUMPさんの14thシングル「Chau♯ / 我 I Need You」

フラゲは出来なかったのですが、発売日に無事GETできました!

 

簡単な曲説明をさせて頂くと、「Chau♯」は山田さん曰く『Hey !Say! JUMPらしく可愛くてフレッシュな曲』(※Hey !Say! JUMPは平均年齢23歳で今年デビュー8年目のグループです)で、メンバー全員が出演しているブルボンのアーモンドキャラメルポップコーンのCMソングにもなっています。

一方「我 I Need You」は、毎週水曜深夜にテレビ東京で放送されているリトル東京ライブ(Hey !Say! JUMPとジャニーズWESTが交互に週替わりでやってる)のエンディングテーマになっており、『恋のメッセージをテンポ良くコミカルに歌う、ハイテンションなワチャワチャ・ナンバー(※引用)』らしいです。

CDのジャケット(完全なChau♯推し)が公開されたときから「じゃんぷ担みたい!」と話題になっていた世界観は、まるで甘くてふわふわしたお菓子のよう。可愛すぎる王子様衣装を身につけ可愛らしい王冠をかぶったじゃんぷさんに、思わず天使だ!!!と叫んでしまいました。だって本当に羽が見えた気がしたんだよ!?

今回はChau♯のPVとPVメイキングが付いている初回限定盤と、BEST曲7曲とJUMQとかいう以前抽選で配布していたJUMPartyを想像させる特典が付いた通常版初回プレスを購入したので、早速CDショップから帰宅したらウォークマンに曲を転送しつつそれらのDVDを再生することに。

 

Chau♯のPVは、ジャケットと同じようにかわいくてファンタジーな世界観を大事にしつつ、王子様なのに工場でポップに働いているじゃんぷさんがテーマらしいよう。何それ!かわいい!!王子様なのに正体隠して工場で働いてるの!かわいい!!

サビの「Everybody Jump! Jump! Jump! ハジけ飛んでっChau#」の部分のフリとかもう、本当に飛んでっChau♯じゃないかと心配するくらいの天使さ。みんないつもよりにこにこしててかわいい!かわいい!とにかくかわいい!!!本当に君たちは平均年齢23歳で今年デビュー8年目のグループなのかい??と思わず疑うほどのかわいさとフレッシュさ。これが出来ちゃうのがHey !Say! JUMPさんなんですよね…マジ尊敬します…好き…。

あと三人ずつのリップシーン的なものがあったんですが、個人的には有高圭の部分がお気に入りで好きすぎて困っChau♯って感じでした♡

山田さんのソロパート「僕じゃない恋には もう出逢わないで」の安定の重さや、王子様衣装とセットのミスマッチングっぷりがなんとも言えず面白かった!

メイキングでは最近眠れてないと嘆く山田さんが心配になりましたが、かわいらしいドッキリを仕掛けたりと少し大人になったけど仲良しなじゃんぷさんが見れて満足です!やまちゃんはドッキリよかはよ寝てって思ったけど。

 

JUMQはもう、色々と衝撃発表がありすぎて頭パンクしそうです…今でも完全には理解できてない。ぐーちょきぱーの札でチーム分けをして、じゃんぷさんのこれまで出してきたシングル曲をメインに問題が出されて、答えがわかったら早押しで答えていくというものだったんですけど。え?そのチームで次のアルバムでユニットを組む??しかも今回一番多く正解できたチームにはそのユニットでPVが録れる?え?????次のアルバムって何???ユニットって何???

とりあえずチーム分けは薮光有(チームぐー)、山圭(チームちょき)、高伊裕知(チームぱー)、といった具合でした。主題される問題のほとんどはファンなら即答できそうなものだったんですが、うーん?と考えてるじゃんぷさんがかわいかった。ネタバレになるのでどのチームが優勝したかは言いませんが、チームぱーがとってもかわいくて私的にお気に入りなことだけ伝えておきます。

 

CDには今回4曲収録されていたのですが、Chau♯はもうとにかくかわいいは正義!なポップでハッピーな曲なんですけど、我 I Need Youが…あれはヤバいハマる…。正直最初早すぎて何言ってるのかわからない状態だったんですけど、何度も聞いたり歌詞カード見たりしてるうちにだんだんわかって、気付いたら中毒になってるんですよね…。Chau♯はずっと洋菓子口に放りこんでる感じだけど我 I Need Youはなんていうかコーラ飲んでる感じ。うんわかりにくいね。とにかくカラオケとかで歌えたら超楽しいんだろうなーという盛り上がれて歌えた時にはスカーッとするような曲です。

BEST曲「スルー」、7曲「KAZEKAORU」はどこか似た雰囲気がある曲で、ほぼ同じ歌詞が組み込まれているのもポイントかな!と。BESTがいつまでス始まりを続けるのかがとっても楽しみ。

 

いつも通りかわいい!しか言ってないけど、本当にじゃんぷさんはかわいいしかわいいは正義!なことを改めて感じました。

Chau♯を聞いたらきっとあなたもHey !Say! JUMPにハマっちゃう…いや、ハマっChau♯こと間違いなし!!